2015年12月30日水曜日

ホームステイ先でたこ焼き

クリスマスも終わり、2015年も終わろうとしています。
インドネシアは相変わらず暑いので、なかなか実感がわきません^^;

1月からジャカルタへ引っ越すことになるので、
ホームステイでの滞在も残りわずかとなりましたTT
Ibu(お母さん)のお子さんは3人なのですが、それぞれ
結婚していて、お孫さんも3人います。
昨日はみんな集合しました。

お孫さんは私のことをTante(叔母さん)と呼びます。
家族の一員と思っていてくれてうれしい限りです^^
お孫さんの一人が日本食が大好きで、たこ焼きも好きとの
ことで、日本から持ってきていたたこ焼き器の出番!

インドネシアではたこを食べる文化があまりないので、
Ibuも今回初めてたこを食べたようです。
とても好評だったので、また引っ越す前に作りたいと
思います^^

【食材】
・たこ
(Kuningan City Lotte Martの鮮魚売り場で冷凍の
ぶつ切りたこが買えました)
・薄力小麦粉
・卵
・サラダ油
・ソース
・マヨネーズ
・Kiriチーズ

インドネシアで売っているたこ焼きは、チーズが入っているので
今回もチーズを入れてみました。味がまろやかになって美味し
かったです。
家で作るたこ焼き、美味しくて簡単で楽しいので、おすすめです。

日本から持ってきたたこ焼き器大活躍です
(電圧が違うので、変圧器も必要です)

お孫さん2人とクッキング

家の番犬です。なんとなく撮ってみました。

2015年12月28日月曜日

インドネシア大学BIPAプログラム修了

雨季に入り、羽アリが大量発生しております。
すこしカルチャーショックですが、雨季の風物詩だそうで。
体調2センチほどでこげ茶色のこの羽アリ、バリ語でドゥダル(Dedalu)
インドネシア語でラロン(Laron)というようです。

先週末は、インドネシア大学BIPAプログラムの卒業・修了式でした。
無事修了できました。

BIPA1が終わって、何とか日常生活できるくらいの語学力は
ついたかなというところです。
ただ、ホストファミリーやインドネシア人の友人が私に向かって
話してくれるインドネシア語は聞き取れますが、インドネシア人
同士で話している会話はほぼ聞き取れず、まだまだだなと
感じています。

BIPA1からBIPA3まで修了するのに1年かかるのですが、
BIPA1がレベル1(日常会話)だとしたら、BIPA2がレベル7(専門的)、
BIPA3がレベル10(超専門的)くらいの感覚だそうです。
(※BIPA3まで修了している方の個人的見解です。)
BIPA1と2のレベル差が凄まじいようです。
もしもこれから本格的にインドネシア語を使って事業をされたり
現地の会社でお仕事される場合は、最低でもBIPA2までは
受けておいた方が良さそうです。

あっという間の3か月半でしたが、学習内容も豊富ですし
バティック等の課外授業もあって充実した学校生活でした。

卒業式では、第一位から第三位までが表彰されます。
また、その他、伝統舞踊やアルンバ(竹でできた楽器)、
ガムラン(銅でできた楽器)のショーもあります。

他の語学学校にいっていないので、比較はできませんが、
インドネシア大学のBIPAは内容も充実していて良いと
思います。これからは仕事や生活でなるべく沢山インドネシア
語を使って、語学力をのばしていきたいと思います。

2015年12月15日火曜日

インドネシアの地方統一選挙

12月9日水曜日は、インドネシアで初の地方首長選の投票日でした。
ホームステイ先のお母さんと一緒に投票会場に行ってきましたので
今回はその時の様子と、インドネシアの選挙について少しお伝えします。

インドネシアでの選挙期間は3週間ですが、選挙活動後に冷却期間が
あり、投票日の三日前からは全ての選挙活動が禁止されます。

選挙キャンペーン最終日の様子(じゃかるた新聞より)

選挙権は17歳からですが、結婚している人の選挙権があります。
男性は19歳、女性は16歳から結婚できるので、16歳から選挙権を
行使することもできるようです。

インドネシア政府が今回投票日をそろえた主な狙いは選挙費用の削減。
集計結果の発表は県・市長選が18日、州知事選が19日の予定です。
(ちなみに、この日は会社や学校は全てお休みでした。)

今回の選挙で、スラバヤ市の女性市長トリ・リスマハリニ(通称リスマ)氏が
圧勝で再選したというニュースがラジオやテレビで取り上げられていました。
リスマ氏は、米誌フォーチュンでも「世界で最も偉大な指導者50人」に
選ばれています。

実際の投票の様子は写真でお伝えします↓

家から投票会場まで歩いて5分程度でした

TPS32(地域の投票会場)までの道しるべ

実際の投票会場です

運営は全て地元の人達で行います。
和気あいあいでアットホームな雰囲気でした。
 

投票手順の案内と立候補者のポスターです
 

受付です。会場についたらまずここで名前を伝えて自分の名前が
呼ばれるまで待ちます。
 
ここで、自分が支持する人の紙に穴をあけます。
 
 
投票箱と手にインクをつける所です

会場にいた地元の方が、
快く写真に応じてくれました

投票後は、二重投票を防ぐために、指にインクをつけます。
もちろん私には投票権がないので投票はしていませんが、
係員が「つけてもいいよー」と言ってくれたのでインクだけ付けました。
(この日付けたインク、まだうっすら残っています笑)

もう少し厳格な雰囲気で、部外者は入れないかと思いましたが、
写真もあっさり許可頂けましたし、帰り際に会場の運営係の皆さまが
集まってきて記念撮影までしてくれました。
こういうインドネシアのゆるーいところすきです。

じゃかるた新聞
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/27897.html
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/17216.html

2015年12月6日日曜日

現地のかぜ薬のご紹介。明日からテストです。

数日前からくしゃみ鼻水せきがでていましたが、
現地の市販薬を飲んで何とか回復です!
黄色の薬は、トラックアンギン(TOLAKANGIN)というのですが、
甘くて飲みやすくて、飲んだ後すっきりします。
インドネシア人おすすめのかぜ薬です。
ワルン(Warung)という路地にある小売店でもコンビニでも買えます。
緑のボトルに入ってる油はミニャックカユプティ(Minyak kayu putih)と
言って、肌に塗るとハッカのようにスースーします。
こちらも現地の人に勧められました。
雨季に入ると少し寒くなりますし、菌も繁殖しやすいので
やはり体調を崩しやすくなるようです。
体調管理気を付けないとですね。

市販の風邪薬
ワルンのある路地

明日からインドネシア大学BIPAプログラムの期末テスト(UAS)です。
本来は三日間なのですが、12月9日がナショナルホリデーなので、
7,8日の二日間でテストです。

1日目:文法(Tata Bahasa)、リスニング(Menyimak)、会話(Berbicara)
2日目:読解(Membaca)、作文(Menulis)

お世話になったBIPA1の教科書
 
BIPA終わってしまうのさみしいですが、最後のテスト、がんばります。

2015年12月1日火曜日

インドネシアの交通手段について

渋滞大国と言われているインドネシアですが、実際に
来てみるとやはり渋滞に悩まされることが結構あります。
が、車以外にも色々と交通手段があるのでご紹介します。

1.電車

デポックからジャカルタまで、Rp2000(20円)で行けます。
券売所でICカードを購入します。ICカード自体は
Rp10000ですが、降りた駅でキャッシュバックしてくれます。
(乗る駅と降りる駅で2回券売所にならばないといけないのが
面倒ですが^^;)
1車両目と最後の車両が女性専用車両になっています。
また、日本の中古車両が使われているので、意外と快適で、
なんとなくほっとします。
Info KRLというアプリで、電車の時間を調べることもできます。

2.アンコット(乗合バスのようなもの)
1回乗るのにRp3000(30円)程度。
小さいバスに10人程度で乗ります。
スリもいるので、注意が必要です。
(つい先日、友人がアンコットで実際にスリにあっています)
扉がないので、流しのミュージシャンが乗り込んできたりします。
路線も沢山あるので、外国人観光客が乗るには
少しハードルが高いですが、現地の人には欠かせない
交通手段の一つです。

3.オジェック(バイクタクシー)

バイクタクシーのことインドネシアではオジェックと言います。
距離によって値段が変わりますが、大体Rp10,000(100円)
からRp20,000(200円)程度です。
細い道も通れますし、車の間もすいすいと抜けていくので、
場合によっては車より早く目的地にたどり着きます。
ただ、外国人とみるや値段をふっかけてくるので、
値段交渉が難しいです。。

最近ではスマートフォン用の予約システム「GOJEK」の
利用者が増えているようです。町中でもGOJEKのヘルメットを
被っている人を多く見かけます。
運転手の名前・電話番号・金額も事前に提示されるので、
安心ですし金額交渉も不要でです。
タクシー機能の他にも、宅配や買い物までしてくれます。
(吉野家の牛丼やほかべん等も宅配してくれます)

インドネシアは、携帯電話のSIMカード加入枚数が
2億4千枚を超えたと言われていて、スマホの普及率は
45%となっていて、近い将来1人1台携帯を持つ時代が
来ると言われています。
そうした中、GOJEKもかなり注目されています。

※参考:インドネシアで急成長中のバイクタクシー予約システム
「GOJEK(ゴジェック)」
http://diamond.jp/articles/-/78488

4.タクシー

Brue birdというタクシー会社が一番安全と言われています。
初乗りは、Rp7500です。
Brue birdはスマホのアプリもあり、GOJEKと同じように
指定した場所に来てもらうことができます。

また、最近では、Uberという世界58カ国で普及している配車
サービスアプリを使用している人も多いです。
Uberは現地タクシー会社の反発はあるものの、初乗りが
Rp3000と安く、サービスの質も高いので、利用者にとっては
メリットが大きいです。

※参考:インドネシアで見えたUberの進むべき道
http://toyokeizai.net/articles/-/80190


5.車

人口1,000万人の首都、ジャカルタの自動車登録台数は、
2000年の105万台から、2013年には300万台と3倍に
増加しているようです。
オートバイに至っては2000年200万台から700万台に
増加していますが、車線はあまり増えていません。

車の数を減らす為に、指定した区間決められた時間帯は
3人以上で車に乗ることを国が義務づけましたが、その
条件を満たす為にジョッキーという車に同乗する仕事まで
出来てしまっていてあまり抑制になっていない状態です。

2020年には地下鉄が完成するようで、渋滞も多少は
緩和されると言われています...

ただ、歩道があまり整備されていなかったり、駅周辺は
治安もあまり良くなかったりするのが現状です。
地下鉄の完成と同時に歩道も整備されて治安も改善
されて、公共交通機関の利用がもう少し増えれば渋滞も
緩和されるかもしれません...

2015年11月22日日曜日

バティック、マンゴーの街(インドラマユ、チルボン)へ

ジャカルタから車で3時間半のインドラマユと
そこから1時間のチルボンに行ってきました。
(この二都市は、バティックとマンゴーが有名です)
バティックは、ユネスコの無形文化財にも登録されています。

まずは、バティックの先生の親族が運営しているバティック工房に
見学に行きました。

布に蝋付けをして染めると蝋付けをした部分は、染まらず、それ以外の部分だけ染まります。
蝋を落とした後、また蝋付けをして、染めて・・・を何度も繰り返します。
白いバティックは、全て蝋付けをしているので、手間がかかるようです。
また、色の多さによって値段が大きく変わります。
本当にきれいな色で染められ、独特な絵柄で描かれていて、
一枚一枚見ているだけで楽しめます。


これは、インドラマユ特有の絵柄らしく、チルボンのバティックとは
少し異なるのだとか。かわいいです。


バティック工房の中。
ちょうど同じ時間に地元の高校生が社会見学に来ており、
バティック染め体験をしていました。


インドラマユのバティック工房では、美味しいマンゴーを頂きました。
この地域は、甘いマンゴーがとれると有名なのですが、
本当に甘くて美味しいです。

 
マンゴーの木。実がしっかり成っています。
 
工房の近くで。アヒルが散歩しています。

この地域は雨季に入っても雨が降らない日が続き、
水が不足しているようです。。川の写真ですが、水がほとんどありません。
 
チルボンに移動して、ランチタイム。
昼食で食べたBubur Sup Ayam(ブブールスプアヤム)。
鶏ガラで作ったお粥のようなもの。
味噌汁にちかい、優しい味です。
チルボンでしか味わえない名物料理です。

BECAK(ベチャ)という自転車タクシー。
ジャカルタは、今は車やバイクが増えてほとんど見かけることが
できませんが、郊外に行くと良く目にします。
 
Studio Pace(スタジオパチェ)の手描きバティック工房です。
賀集由美子さんという日本人のバティック職人さんがいらっしゃるのですが、
日本に帰国中でお会いできませんでした。
ペンギンがモチーフになっている作品が多くかなり可愛いです^^
工房の外壁もペンギン↑
 

子ども用のペチャ発見!

手描きバティック工房内の様子。
こちらは塗るチーム。
チャンティというバティック用のペンを使って蝋付けします。

実際に体験してみると、チャンティの先から蝋が垂れて、はみ出たり
するのですが、さすが職人さん!ノーミスで塗り上げていく姿に
ただただ感心です。すごい・・・

こちらは描くチーム。
細めのチャンティを使って下書きをなぞっていきます。
若い方が多かったのですが、ラジオから流れてくる歌を口ずさみながら
和気あいあいとバティックを作っている姿にほっこりしました。
眠気覚ましに熟す前のすっぱいマンゴーを食べていました^^

工房にあったミシン。
レトロでいい味が出ていたので写真を一枚。
 
バティック購入に立ち寄ったお店EBBatik。
既成品もありますが、布の販売がメインです。
インドネシア人は布を買って別途服を仕立てるのだとか。 
私も布を一枚購入。いつか仕立ててもらいます。

店内の様子。観光客でにぎわっていました。
 
バティックのお店が立ち並ぶ地域Trusmi。
 
そのうちの一軒Salma。既製品のバティックが安く買えます。

店内の様子。カラフルでかわいい服がいっぱいです。

チルボンを満喫したところで、ディナー。
Empal Genton(エンパルガントン)というチルボン名物の
ココナッツ風味のスープ。
白ご飯にかけて食べると美味です。

Sate Kambin(サテカンビン)。
インドネシアのどの地域でも食べられますが、チルボンのサテカンビン、
美味しかったです。
ホストファミリーによるとチルボンは何でも安くて美味しいらしいです。
 
 
 

2015年11月18日水曜日

バティックの授業

現在、バティック(ろう染め布)のクラスに参加しています。
クラブ活動みたいなもので、BIPAの生徒であれば
誰でも受講できます。
その他にもアルンバ(竹で作った楽器)、ムナリ(伝統舞踊)
といった授業もあります。

バティックとは、インドネシア、マレーシアなどアジア地域の
ろう染め布のことを指します。
ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
インドネシアでは、毎週金曜日はバティックデーとなっていて
街でもバティックを着ている方を沢山見かけます。
また2015年10月2日はナショナルバティックデーで、バティックを
着ているとカフェでコーヒーが一杯無料になる等の特典が受け
られました。

バティックの色は、茶褐色が多いですが、地域によっては
カラフルな色合いもあります。
今週末、バティックで有名なチルボンという街にバティックの
授業の一貫で行くのですが、チルボンはカラフルでかわいい
色合いのバティックが沢山あるとのこと。
そして食べ物も安くて美味しいのだとか^^
またチルボンへの課外授業についてレポートさせて頂きます。

【バティッククラスの様子】

蜂蜜とろうを溶かして、インクを作ります

絵を描いた布を先生が染めてくれます

繰り返し染めて完成させます

 【アルンバクラス体験】

色々種類がありますが、これは手で引っ張って
音を鳴らします

神秘的な音を奏でます
バティック(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF

2015年11月14日土曜日

雨季に突入しました。

雨季突入です。
雨季は11月から4月頃まで続くと言われています。
雨が降ると、渋滞もいままで以上にひどくなります。
昨日も夜タクシー待ちの行列を見かけましたが、
ジャカルタに住んでいる方によると、ひどい時は
2~3時間待ってもタクシーに乗れないこともあるのだとか。。
また、1月頃になるとバンジール(洪水)も発生します。

私が住んでいる地域では、雨季になるとよく停電が起こります。
一昨日の夜から昨日の朝まで停電していました;o;
電気が落ちたら何も出来ないので、とりあえず寝ますzzz
寝ながら電気が復旧するのを待ちます。

インドネシアに来て2か月ですが、ずっと雨が降らず
水不足の状態が続いていました。
友人宅も干ばつのせいで数日水が使えない状況だった
ようです。。
雨が降らなくても水不足で困りますし、雨が降ったら
降ったで停電やバンジールで混乱しますし。
雨の日は遠出しない、停電しても気にしない等自分なりに
対策方法を考えながらも自然に身を任せて雨季の雰囲気も
楽しみながら生活しようと思う今日この頃です。

文字通りバケツをひっくり返したような雨です
 
雨上がりの一枚。緑が映えてきれいです


2015年11月7日土曜日

ジョグジャカルタ(Yogyakarta)に行ってきました

〈プランバナン寺院群〉
夜のライトアップの様子(18時~)

青空の下、チャンディ(寺院)がそびえ立っています

夕暮れ時

外観にはヒンドゥーの守り神が祀られています

修復中の様子
 
別のアングルから
 
今回、お仕事でジョグジャカルタ(Yogyakarta)に1泊2日で
行きました。
ジョグジャカルタは、日本では「インドネシアの京都」と
言われていますが、実際高い建物がなくごみごみして
いなくて、時間がゆっくりと流れている印象を受けました。
気候はジャカルタと変わらず暑かったです。

今回のメインはユネスコ世界遺産のプランバナン寺院群と
ボロブドゥール寺院遺跡群。
1日目の夕方から夜にかけてプランバナン寺院へ行ってきました。
プランバナンは空港から30分位のところに位置しており、交通の
便がとても良いです。
 ジャカルタのように渋滞がないので、スムーズに目的地まで
たどり着けるのもジョグジャカルタの良いところ^^

プランバナン寺院は、ヒンドゥー教の寺院としてはインドネシア
最大級で、ボロブドゥールと合わせてジャワ島の最高傑作と
言われています。
2006年5月27日に起きたジャワ島中部地震によって、かなりの
被害を受けており、修復の目途は立っていない状態です。
寺院の周りには、無数の石が寝かされていましたが、どの石が
どの建物の石なのかを専門家が分析しながら、修復作業を
進めるそうです。途方もない作業です・・・

敷地はあまり広くないので、ゆっくりと見て回れます。
夕方16時位に行くと夕暮れ時、日没後と色んな表情を味わえる
ので、別の建造物を見ているようで、ずっと見ていても飽きません。
寺院の外観、内装ともにかなり細かい彫刻が施されていて大変
美しく見ていて楽しいです。寺院(チャンディ)の中に入ると
それぞれの建造物に石像が祀られているのですが、ヒンドゥー教の
神様ガネーシャも祀られていました。

夜のライトアップは、暗闇の中にプランバナン寺院が浮かび
上がってくる姿が美しく神秘的で圧巻でした。
16体の巨大LEDライトで照らされています。
週3回(現在は火、木、土)のみ実施されるので、ライトアップを
見に行かれるときは事前に確認した方がいいです。

〈ボロブドゥール寺院遺跡群〉
仏塔と仏像

修復中

レリーフ

釣鐘状のストゥーパ72基の内部に1体ずつ納められており、
合計で504体あるそうです

2日目はボロブドゥール寺院遺跡群。
ボロブドゥールへは空港近辺から車でおよそ1時間半程度です。
言わずと知れた観光地なので、敷地も広いですし、観光客も
多く、お店も多いです。(物売りも多く少し圧倒されます)
ボロブドゥールは仏教寺院で、もともとは修行や瞑想を行う場
として造られたのだとか。
2回の大規模な修復を経て今のボロブドゥールがありますが、
1回目はオランダ占領時代、2回目は1973年から10年間、
ユネスコの協力を得て修復が行われました。
2回目の修復は、日本の資金協力と技術支援によるところも
大きいようです。外国人の観光客が増えれば、地方も活性化
されて経済的にも豊かになりますし、観光資源は経済発展に
欠かせない資源であるということを改めて実感しました。
ちなみにボロブドゥールは今では年間300万人の観光客が
訪れるそうです。
インドネシアに住んでまだ2か月ですが、日本に住んでいる時は
分からなかったインドネシアの観光名所も数多くあり、観光資源が
まだまだ沢山あるので、観光客をさらに誘致できると思います。

ジョグジャカルタは、食べ物も安いですし、一番の繁華街マリオボロ
通りに行くと、シルバーやバティックもかなりお手頃な値段で手に
入るようです。
また、ジョグジャカルタには王様がいて、州知事の役割も果たしている
のですが、宮殿の一部、水の離宮Taman Sariは見学可能です。
オランダが統治する以前は、今のインドネシアはなくて、各地に王国が
存在していましたが、今ではジョグジャカルタとソロのみです。
今回、マリオボロ通り、Taman Sariは行けていないので、また来ます^^
インドネシアの魅力を強く感じた2日間でした。


プランバナン寺院群
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%B3%E5%AF%BA%E9%99%A2%E7%BE%A4

ジョグジャカルタの王宮について
http://colorful-cider.doorblog.jp/archives/26881393.html