2015年12月1日火曜日

インドネシアの交通手段について

渋滞大国と言われているインドネシアですが、実際に
来てみるとやはり渋滞に悩まされることが結構あります。
が、車以外にも色々と交通手段があるのでご紹介します。

1.電車

デポックからジャカルタまで、Rp2000(20円)で行けます。
券売所でICカードを購入します。ICカード自体は
Rp10000ですが、降りた駅でキャッシュバックしてくれます。
(乗る駅と降りる駅で2回券売所にならばないといけないのが
面倒ですが^^;)
1車両目と最後の車両が女性専用車両になっています。
また、日本の中古車両が使われているので、意外と快適で、
なんとなくほっとします。
Info KRLというアプリで、電車の時間を調べることもできます。

2.アンコット(乗合バスのようなもの)
1回乗るのにRp3000(30円)程度。
小さいバスに10人程度で乗ります。
スリもいるので、注意が必要です。
(つい先日、友人がアンコットで実際にスリにあっています)
扉がないので、流しのミュージシャンが乗り込んできたりします。
路線も沢山あるので、外国人観光客が乗るには
少しハードルが高いですが、現地の人には欠かせない
交通手段の一つです。

3.オジェック(バイクタクシー)

バイクタクシーのことインドネシアではオジェックと言います。
距離によって値段が変わりますが、大体Rp10,000(100円)
からRp20,000(200円)程度です。
細い道も通れますし、車の間もすいすいと抜けていくので、
場合によっては車より早く目的地にたどり着きます。
ただ、外国人とみるや値段をふっかけてくるので、
値段交渉が難しいです。。

最近ではスマートフォン用の予約システム「GOJEK」の
利用者が増えているようです。町中でもGOJEKのヘルメットを
被っている人を多く見かけます。
運転手の名前・電話番号・金額も事前に提示されるので、
安心ですし金額交渉も不要でです。
タクシー機能の他にも、宅配や買い物までしてくれます。
(吉野家の牛丼やほかべん等も宅配してくれます)

インドネシアは、携帯電話のSIMカード加入枚数が
2億4千枚を超えたと言われていて、スマホの普及率は
45%となっていて、近い将来1人1台携帯を持つ時代が
来ると言われています。
そうした中、GOJEKもかなり注目されています。

※参考:インドネシアで急成長中のバイクタクシー予約システム
「GOJEK(ゴジェック)」
http://diamond.jp/articles/-/78488

4.タクシー

Brue birdというタクシー会社が一番安全と言われています。
初乗りは、Rp7500です。
Brue birdはスマホのアプリもあり、GOJEKと同じように
指定した場所に来てもらうことができます。

また、最近では、Uberという世界58カ国で普及している配車
サービスアプリを使用している人も多いです。
Uberは現地タクシー会社の反発はあるものの、初乗りが
Rp3000と安く、サービスの質も高いので、利用者にとっては
メリットが大きいです。

※参考:インドネシアで見えたUberの進むべき道
http://toyokeizai.net/articles/-/80190


5.車

人口1,000万人の首都、ジャカルタの自動車登録台数は、
2000年の105万台から、2013年には300万台と3倍に
増加しているようです。
オートバイに至っては2000年200万台から700万台に
増加していますが、車線はあまり増えていません。

車の数を減らす為に、指定した区間決められた時間帯は
3人以上で車に乗ることを国が義務づけましたが、その
条件を満たす為にジョッキーという車に同乗する仕事まで
出来てしまっていてあまり抑制になっていない状態です。

2020年には地下鉄が完成するようで、渋滞も多少は
緩和されると言われています...

ただ、歩道があまり整備されていなかったり、駅周辺は
治安もあまり良くなかったりするのが現状です。
地下鉄の完成と同時に歩道も整備されて治安も改善
されて、公共交通機関の利用がもう少し増えれば渋滞も
緩和されるかもしれません...

2 件のコメント:

  1. タクシーですが、ブラジルでも、Uberの他に"99"という、サービス(アプリ)があって、やはり、既存のタクシー業界から反発があるみたいです。

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    1. ブラジルもそうなんですね。。ユーザーからしたら良いサービスだと思いますが;

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