2016年4月6日水曜日

バティックの街プカロンガン(Pekalongan)

プカロンガン(Pekalongan)は、スマラン(Semarang)から電車で1時間、
ジャカルタ(Jakarta)から電車で5時間です。

プカロンガンはバティックの産地として有名です。
私が所属している団体は、ここでRumah Batikというバティックの教室を
運営しています。
また、バティックの製造や販売を行っている方々にマイクロファイナンスも
行っています。

団体が運営しているバティックのクラス
 


見本となる絵をライトで照らして、鉛筆で下書きします

マイクロファイナンスのクライアントのお宅
バティックを染めた後、乾かしています。

シルクのバティック
デザインもきれいで、肌触りがとてもなめらか

バティックを作るお母さんたち
 
蝋が煮立っている鍋の周りで一枚一枚丁寧に仕上げていきます。
やってみる?と声をかけて下さったので、少しだけさせて頂きました。
以前バティックのクラスをとっていたこともあって、蝋をたらすことなく
できました。

お昼ごはんの牛のスープ(Sop Iga Sapi)

バティック市場、パサールスントノ(Pasar Sentono)

このお店でバティックを3着程購入しました

パステルカラーもきれいです

インターナショナルバティックセンター(International Batik Center)
Pasar Sentonoと同じく、バティックのお店が立ち並んでいます。
屋根もあるので、雨でも安心して買い物ができます。
価格は外国人向けなのか、Pasar Sentonoよりも少し高いです。
プカロンガンの駅

帰りの電車の車内
帰りの電車は、ジャカルタまで5時間でかなり揺れましたが、
シートもゆったりで快適でした。
 
プカロンガンでは染料による水質汚染が問題になっています。
自然染料を使って染める方法もあるのですが、何度も染め直す必要が
あったり、人工染料に比べて色落ちが早かったりと弊害が多く継続して
使うのは難しいようです。
消費者がはっきりとした色を好むということもあり、化学物質を含んだ
染料を使い続けています。

プカロンガンの中心地では、市民のほとんどがバティック職人で、
多くの人が河川の水をバティックの洗浄に利用して廃棄物を廃棄して
しまっているのが現状です。
私は訪問したお宅の周りにも色を含んだ水が流れていました。
加えて、バティック職人・デザイナーの賃金が低いのも問題となっています。


 

2 件のコメント:

  1. 初めまして、プカロンガンに住む者です。この度はプカロンガンにお越し下さりありがとうございます。
    突然で申し訳ありませんが、もしご迷惑でなければ、Rumah Batikという教室を見学させて頂けないかと思いましてコメント致しました。差し支えなければ、ご住所などご教示頂きたく、お返事お待ちしております。

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  2. Akina-tkmさん
    初めまして。コメントありがとうございます。
    Rumah Batik確認したところ見学できるようです。
    住所は確認してまたご連絡させていただきます。

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