2016年4月28日木曜日

スマトラ島のジャンビ(Jambi)でワークショップ

初スマトラ島訪問です。
ジャンビという町にいってきました。
若者の起業家を育てるワークショップの一環で、今回は
高校生が売りたいものを持ち寄ってバザーを行いました。

ペンペ(Pempek)という魚の練り物がこの地方では有名なのですが、
バザーでもペンペを売っているお店が2件ありました。
その他にも、お菓子やケーキ、民芸品等々思い思いに持ち寄った
ものを販売していました。

ペンペ一つRp1000(10円)で販売していたのには驚きました。
結構大ぶりですし、味もかなり美味しかったです。魚の味も
しっかりしていて、小麦粉でごまかしている感じが全くなかった
です。(ジャカルタに売っている安いペンペは大体小麦粉で
ごまかしているのだとか)

利益が出ているのか聞いてみましたが売上の30%は利益になるとの
ことでした。ただ、交通費やガス代、自身の人件費は加味していな
かったらしく、そのような点で気づきを得て次に生かしてもらうこと
も大切なのだと感じました。

朝は客足が多かったのですが、お昼近くになるとお客さんが
ほとんどいなくなり驚きました。
この広場は、朝運動したい人や屋台が集まるとのことです。

参加者のほとんどが女性だったことにも驚きました。
やはりインドネシアは女性の方が勤勉で向上心があるのでしょうか。
仲良くなった女の子Lisaは高校3年生の女の子で、卒業したら大学で
会計を学んで将来は自分のお店を持ちたいとのことでした。
またジャンビに遊びに来てください、と言われ「来る!」と言った
ものの次回いつまた来れるやら…TT頑張ってほしいです!!

ジャンビの市長さんにもお越し頂きました。
最後に1位~3位+特別賞の表彰式を行い、どの組がビジネス
プラン・商品・接客において優れているか表彰しました。

会場準備の様子。偉い人と一般の人との椅子が違う・・・
ここでも格差が出てくるんですね。
ジャンビの役所です。

Pempekを10円で販売していた女の子。
とても美味しかったです。お店開いてほしいです。

手作りのアクセサリーや小物入れを販売

Pempekやスープ等を販売していたLisa親子

手作りのティッシュカバー

オープニング、クロージングセレモニーでは地元の高校生による
伝統舞踊が披露されました

セレモニーを見守る参加者たち

2016年4月22日金曜日

バンドン観光:ドゥスンバンブー、タンクバン・プラフ山

再びバンドンに行ってきました。
金曜夜はバンドンへの道は大変混むので要注意です。
友人達は夜8時にジャカルタを出て、着いたのが午前1時だったようです。。
私は土曜の朝に合流したのですが、二時間半で着きました。

はじめに観光したのが、ドゥスン・バンブ(Dusun Bambu)
http://dusunbambu.com/

田植え体験、キャンプ、ボート等様々なアクティビティが楽しめます。
今ペインティングボール場も準備中のようで、今後益々エキサイティングな
遊び場が増えて魅力的なスポットになりそうです。

今回の目的は、友人のウェディングフォトを撮ることだったのですが、
ドゥスン・バンブでいい写真を撮る事ができました。
敷地内にある公園の様子
 
小さな湖やコテージがあって見晴らしがとてもきれいでした
 
竹で出来たオブジェ・・・なんとも微妙です

お腹も空いてきたのでランチにしました。
地元の人お勧めのご飯処、SIDA MULYAに行ってきました。
揚げ豆腐、とうもろこしのかき揚げ、いかの塩漬け、魚の丸焼き、
えびの丸焼き等々お腹いっぱい食べました。
それでも1人500円程度でした。やはり安いです。

この後魚やえびが出てきます

昼食後向かったのが、タンクバン・プラフ山(Gunung Tangkuban Perahu)。
標高2076メートルのジャワ島最大級の火山として知られています。
山頂部の巨大な火口とその山体からスンダ語で「ひっくり返された船」と
よばれています。
車から降りるとお土産屋さんが立ち並びます
硫黄の臭いがきついですが、マスクも売っています

火山口です

かなり近くで見れるので、迫力満点でした


アンクルンと呼ばれる民族楽器も売っていました
 
最後に、タンクバンプラフ山を下山する途中にある竹林に立ち寄りました。
子ども達が寄ってきて入場料?として1人Rp7000(70円)要求されました。。
公式なものではないと思います^^;
また、残念だったのがゴミの多さ・・・
 



途中で雨が降ってきました

友人のウェディングフォトも撮れて、一日楽しく過ごしました。
気温が低いので過ごしやすく、一味違ったインドネシアを楽しめます。
アウトレットやアートミュージアム等、まだまだ行くところが
ありそうなので、もう一度行きたいと思います。

2016年4月21日木曜日

最近はまっている朝ごはん

最近はまっているのがこれ↓


ブブールアヤム(Bubur ayam)の砂肝入りです。
砂肝は、串1本Rp2,000(20円)で追加できます。
ブブールアヤムはRp10,000(100円)です。

鶏肉、揚げパン、香草、乾燥豆、えびせんが元々
入っているので、色々な食感を楽しめるのですが、
そこに砂肝を入れると更に食感のバリエーションが
広がって、かなり美味しいです。

最近は、強めの味にも慣れてきたので、サンバル(インド
ネシアのチリソース)をいれてもらいます。

多くのインドネシア人がブブールアヤムを朝ごはんとして
食べるので回転も多いし、お粥なので、ちゃんと火は通っ
ていますし、お腹を壊す心配はあまりないかなと思います。
初めてでも試しやすい屋台料理だと思いますので、ぜひ
お試しください^^

2016年4月14日木曜日

若者が集うパサールサンタ

インドネシアでパサール(Pasar)というと伝統的な市場を指します。
現在ジャカルタにはショッピングモールが沢山あるので、若者が伝統的
な市場にいくことは少ないのですが、このパサールサンタは若者を集め
続けているようです。
パサールサンタ(Pasar Santa)は、セノパティエリアに位置しています。

家賃が安いこともあり、若い起業家や週末起業家が集まって
5畳ほどのスペースにそれぞれ個性的な商品を並べています。
お昼はほとんどのお店が閉まっていて、夕方から少しずつ開店し
始めるようです。
私は午後16時頃に行ったのですが、半分以上は閉まっていたので
遅めに行った方がいいかもしれません^^

パサールサンタの屋内

この写真分かりにくいですが、床屋です

 
おしゃれな本屋さんを見つけました
店主の選りすぐりの本が並んでいます

かわいいかばん屋さん

コーヒーショップや軽食のお店も沢山あります

室内はエアコンがないので熱いですが、それもまたいい味出してます

コーヒーの入れ方を教えてくれる教室を開いているようです

レコードの専門店

たこ焼き屋さんもありました
インドネシアのたこ焼きは生地がかなり固めです
そして何故か「そば」の文字・・・

ひと味違ったジャカルタを楽しめると思うので、
是非行ってみて下さい。

All About:ジャカルタで大人の文化祭!?パサールサンタへ行こう!
http://allabout.co.jp/gm/gc/454393/

2016年4月6日水曜日

バティックの街プカロンガン(Pekalongan)

プカロンガン(Pekalongan)は、スマラン(Semarang)から電車で1時間、
ジャカルタ(Jakarta)から電車で5時間です。

プカロンガンはバティックの産地として有名です。
私が所属している団体は、ここでRumah Batikというバティックの教室を
運営しています。
また、バティックの製造や販売を行っている方々にマイクロファイナンスも
行っています。

団体が運営しているバティックのクラス
 


見本となる絵をライトで照らして、鉛筆で下書きします

マイクロファイナンスのクライアントのお宅
バティックを染めた後、乾かしています。

シルクのバティック
デザインもきれいで、肌触りがとてもなめらか

バティックを作るお母さんたち
 
蝋が煮立っている鍋の周りで一枚一枚丁寧に仕上げていきます。
やってみる?と声をかけて下さったので、少しだけさせて頂きました。
以前バティックのクラスをとっていたこともあって、蝋をたらすことなく
できました。

お昼ごはんの牛のスープ(Sop Iga Sapi)

バティック市場、パサールスントノ(Pasar Sentono)

このお店でバティックを3着程購入しました

パステルカラーもきれいです

インターナショナルバティックセンター(International Batik Center)
Pasar Sentonoと同じく、バティックのお店が立ち並んでいます。
屋根もあるので、雨でも安心して買い物ができます。
価格は外国人向けなのか、Pasar Sentonoよりも少し高いです。
プカロンガンの駅

帰りの電車の車内
帰りの電車は、ジャカルタまで5時間でかなり揺れましたが、
シートもゆったりで快適でした。
 
プカロンガンでは染料による水質汚染が問題になっています。
自然染料を使って染める方法もあるのですが、何度も染め直す必要が
あったり、人工染料に比べて色落ちが早かったりと弊害が多く継続して
使うのは難しいようです。
消費者がはっきりとした色を好むということもあり、化学物質を含んだ
染料を使い続けています。

プカロンガンの中心地では、市民のほとんどがバティック職人で、
多くの人が河川の水をバティックの洗浄に利用して廃棄物を廃棄して
しまっているのが現状です。
私は訪問したお宅の周りにも色を含んだ水が流れていました。
加えて、バティック職人・デザイナーの賃金が低いのも問題となっています。