2016年5月25日水曜日

日本文化と書道の授業

NGO団体が運営している学校4校(Season city, Cipinan, Duri Kepa,
Manggarai)で日本文化と書道の授業を行いました。

まず、日本に関するクイズを行い、その後日本の地理・日常生活・
伝統文化を紹介しました。

―今回日本に関するクイズをして分かったこと
・ちびまる子ちゃんはインドネシアでは有名なアニメだが、今の世代の
子ども達はあまり知らない。一世代前の人達にはうけがいい。

・ドラえもんは誰もが知っている。
ドラえもんがロボットだということや、耳をねずみにかじられた話は
知らない子が多い。

・新幹線について知っている子は少ない。
Shinkansenが世界で通用すると思っていましたが、Shinkansenと言っ
てもほとんど通じないので、どんな乗り物なのかちゃんと説明する必要
あり。

キッズのクラスでは折り紙を作りました。
鶴や飛行機はもう大体の子が作ったことがあったので、
風船とハートを作ることにしました。
思っていた以上に折り紙はすでに普及していました。
風船は教えるのがなかなか難しいです。
ハートは教えるのも簡単で、出来上がりもかわいいので、
題材としては良かったです。
子ども達がストレスを感じずに楽しめるレベルのものを
選ぶことが大切だと感じました。

ティーンズのクラスでは習字を行いました。
グッズはダイソーで揃えました。
筆、墨、すずり等一通り売っています。
墨が売り切れていたので、Gramediaでアラビア文字用の墨を
購入。習字用に比べるとちょっと堅めです。

授業では、
・習字道具の説明
・文字を書くときの姿勢
・5つの基本(縦、横、点、跳ね、はらい)
を教えた後、
「心」「友」「花」の文字の説明をして、実際に書いてもらいました。
「心の友(Kokoronotomo)」という五輪真弓の歌がとても有名なので、
そういう意味だったのかと興味を示してくれました。
個性が出て面白かったです。
絵が好きだという子は、文字を書くのも上手でした。
習字は全ての子ども達にとって初めての経験だったようです。

習字の授業。それぞれ好きな漢字を選んで書いてもらいました。

苦戦しながらも風船完成!

習字+折り紙でハート作り

2016年5月15日日曜日

はじめてのジャカルタ観光

ジャカルタコタ駅前

1月からジャカルタに住みはじめて、すでに4ヶ月が過ぎました。
にも関わらずまだジャカルタ観光をしていなかったので、
この度ジャカルタの中心部コタの観光ツアーに参加しました。

地元の人達が作ったオリジナルツアーだったのですが、
参加者は80人超!さすが人口の多さ世界第4位のインドネシア。
規模が違います。参加者のほとんどがインドネシア人でした。

当日はお揃いの黄色いTシャツを着ての観光。
ちょっと気恥ずかしいですが、人が多いので参加者かどうか
見分けるのにお揃いの黄色のTシャツが必要だということが
わかりました。

朝8:30にStasiun Kota(コタ駅)に集合。
の予定でしたが、結局出発したのは10時頃。
時間通りにいくことはないと思っていましたが、想像を超えていました。笑

駅ナカのスターバックスで一息。内装がおしゃれでした

駅前では三輪バイクやバイクタクシーに加えて、自転車
タクシーも待機しています
循環バスは無料です

1. Museum Fata Hilla
まず初めにファタヒラ広場にあるファタヒラジャカルタ博物館に
行きました。
オランダ東インド会社の管理本部だったようで、統治時代の建物が
そのまま歴史博物館になっています。
オランダ総督が利用した調度品や牢屋、戦時中の武器等が
展示されています。
ファタヒラ広場。カラフルな自転車が並んでいます

ファタヒラジャカルタ博物館

かつては地下が牢獄でした

ファタヒラ広場にはオランダ統治時代の建物をそのままカフェにした
Cafe Batavia(バタビアカフェ)が有名です。当時はオランダ東インド会社の
オフィスとして使われていたそうです。
夜は生バンドも楽しめるみたいなので、次回行きたいと思います。
ちなみにジャカルタは、オランダ統治時代は「バタビア」と呼ばれていたようです。
バタビアカフェの外観

Djakarte。外観がかわいかったのでパシャリ

2. Museum Wayang
次に訪れたのは、インドネシア伝統人形Wayang(ワヤン)の博物館です。
5000種類のワヤン人形や関連作品が展示されています。
伝統楽器ガムランや世界各国の操り人形なども展示されています。

ちょっとおかしな表情をした人形が出迎えてくれます

オランダ統治時代には教会だったようです。
一階にはオランダ総督のお墓や石碑が保管されています。

3. Museum Bank Indonesia
博物館の入場料は全てRp5,000(50円)なのですが、施設のきれいさ・
内容の充実度はインドネシア銀行博物館が一番でした。
アジア通貨危機に関する資料や世界各国の貨幣・紙幣が展示されています。


コタ地区には中華街があり、売っている食べ物は中国さながらです。
豚の煮物が売っていたのには驚きです。
Petak Sembilanというエリアで遅めの昼食を取りました。
ココナッツベースのスープに中華麺を入れた食べ物だったのですが、
美味しかったです。
中華街でいくつか調味料を買って次の目的地へ。
豚の煮物
ココナッツスープの中華麺。
南国と中華のコラボレーションです。

最後にSUSSEというパン屋でパンを買って帰りました。

SUSSE

ジャカルタの違った一面が見れて良かったです。
ジャカルタ観光、ぜひ行ってみてください。

2016年5月10日火曜日

Inacraftイナクラフト展に行きました

毎年ジャカルタコンベンションセンター(JCC)で国内外の手工芸品を集めた
インドネシア最大級の展示会「INACRAFTイナクラフト展」が開催されます。
今年は4月20日から24日の開催でした。
私は23日土曜日に行きましたが、会場の規模も大きく、とにかく人が多い!
1600店が集結します。
インドネシアの各地から工芸品が集められていて、雑貨好きにはたまらない
イベントとなっています。

まずチケット売り場で入場券を購入します。
入場料はRp25,000(250円)でした。
入り口では、インドネシアの伝統舞踊や楽器演奏が行われていました。

会場には、屋台もあり、インドネシア各地のご当地料理が味わえます。
Siomai(シューマイにピーナッツソースがかかったもの)とSoto Ayam(鶏スープ)
を食べました。
ラタンで作ったクラッチバッグを買うか迷い、買うと決心してお店に戻った
ときには時すでに遅し・・・完売していました。
在庫はそれぞれ2~3個しか持って来ていないとのことでしたTT
店舗も狭く在庫が少ないので、お気に入りのものが見つかれば早く
決めちゃいましょう。

最終的にバリで作られているピアスを購入しました。
お店にいたお母さんの娘さんがデザインしたピアスだそうで、
とても誇らしそうでした。

他にもインテリアグッズや食器、バティック等色んなものが売っていて、
見るだけでも大変楽しめるイベントでした。来年もまた来たいと思います。



インドネシアの工芸品の中でも特に私が好きなのがバティックとラタン製品。
バティックもそうですが、ラタン製品についてもクラフトマンへ支払われる
給料がかなり低いようで、その問題を解消したいと、インドネシア人の友人ら
が起業しました。
仲介業者を通さずにクラフトマンが作ったものを直接仕入れて販売して
います。
彼らはまだ20代前半ですが、本当にインドネシアが好きで、
伝統工芸を守っていきたいという思いが強いです。
https://www.instagram.com/rotane.id/
↑こちらもよければ是非のぞいてみてください。



2016年5月4日水曜日

スマトラ島ジャンビ(Jambi)観光

早朝のフライトでジャカルタからジャンビへ。
行きはLion air、帰りはCitilinkを利用しました。
空気も澄んでいて青空がきれいでした。

まず、ジャンビにある遺跡群、ムアロ寺院(Kompleks Candi Muaro
Jambi)にいきました。
駐車場に車を止めて、自転車に乗って出発です。
2人乗りの自転車もありましたが、うまく漕げずに1人乗りに
乗り替えました。広大な敷地の中で、一つ一つの遺跡が離れた場所に
あるので、自転車で移動します。サイクリングを楽しめます。


駐輪場に帽子やサングラスが売っていたので、
暑すぎて思わず買ってしまいました^^;
二つ合わせてRp75000(750円)でした。安い!

南国の植物に囲まれながら細い一本道を自転車で進むと
とても気持ちがいいです。ジャカルタでは自転車には乗れ
ないので久々の自転車でした。


遺跡のほとんどは埋もれているので、遺跡のてっぺんの部分しか
見えませんが、人も少なく静かで、割ときれいに整備されていて
良いところでした。



また、サイクリングだけでなく、カヌーも楽しめます。


 

お昼は魚のスープを食べました。



また、この地域は魚介味のチップス(Kerupuk)が有名なので、運転手さんに
紹介頂いたHardi Rasaというお店でお土産を買って帰りました。


ペンペ(Pempek)という魚の練り物もこの地域の特産品です。
かまぼこのような食感なのですが、揚げてソースに付けて食べると
美味しいです。
Pempek SELAMATというお店で冷凍のペンペを買って帰りました。

 
 
最後にMasjid Agung Al-Falahというモスクに行きました。
千の柱という意味だそうです。
時間がなくて中まではみれませんでしたが、夜のライトアップは
とてもきれいでした。

「jambi masjid」の画像検索結果
http://www.indonesia.travel/en/destination/928/-the-city-of-jambi