2016年3月28日月曜日

中部ジャワのスマラン(Semarang)に行ってきました

中部ジャワに位置するスマラン(Semarang)に行きました。
ジャカルタから飛行機で1時間です。
Batik Airというシンガポールの格安航空で行きました。
Batik Air,はLCCですが、テレビもついていて映画やゲームが
できますし、食べ物も出てきて、機内も新しく快適でした。
 
着いて早々、現地の人が爬虫類のような不思議な果物を
見せてくれました。
まだ食べごろではないらしく後2,3日待たなければならない
とのこと。幸か不幸か食べられませんでした。

スマランは海に面していて、大雨のときや満潮時にはバンジール(洪水)に
なるそうで、5年に1回道路を高くする工事が行われるのだとか。
ほとんどの家はそれに合わせて工事できないので、家がどんどん
低くなっていきます。

扉の位置が低いです

道路が周りの家に比べて高いです

ランチはSPIEGELで食べました。
SPIEGELは、オランダ統治時代の古い建物を改装して作った
レストランです。

SPIEGELの外観




ハンバーガーを注文しました。
牛肉がとてもジューシーでサイドのポテトもおいしかったです

店内のインテリアもすごーくオシャレでした

仕事が終わって夜時間ができたので、スマランの観光名所を訪問。
ラワン・セウ(Lawang Sewu(ジャワ語で「千の扉」という意味))は
オランダ植民地時代に国営電鉄の本社だったそうで、
日本が占領していた時代は牢屋として使われていたそうです。
現在は一部鉄道博物館になっています。

ステンドグラスもきれいに残っています


昔の切符

まるで合わせ鏡のようです

扉がずらりと並んでいます

ライトアップされてとてもきれいでした            「semarang lawang sewu」の画像検索結果
https://www.1001malam.com/travel/lawang-sewuより
昼間はこんな感じです

シーフードを食べにカンプン・ラウット(Kampung Laut)へ。
焼き魚、いかの炒め物、とうふの揚げ物どれも美味しかったです。
そしてコスパが高い!ただ出てくるのがかなり遅いです。。

最後にバンデンジュワナ(Bandeng Juwana)立ち寄りました。
ここの魚はインドネシア人の間ではとても有名だそうです。
ちゃんと真空パックにしてくれるので、10日間くらいはもちます。

店の外観

魚売り場

また、ルンピアという食べ物はこの地域の特産品です。
春巻きのような食べ物なのですが、中にたけのこがたっぷり
入っていて食感がいいです。
チキン、えび、かに等々中身を選べます。
どろっとした甘いたれと酸味のきいた漬物と一緒に食べる
のですが、とても美味しかったです。

ルンピア売り場

スマランの駅からプカロンガン駅に向かいました。

スマラン駅です

スマラン駅ナカです

インターネットで予約したチケット

この日は満席でした。
前の人の膝があたるくらい狭いです。

2016年3月15日火曜日

バンドンへ日帰り出張

ジャカルタの南に位置するバンドン(Bandung)に行ってきました。
今ジャカルタから新幹線開通の話も出ていてホットなエリアです。
バンドンは避暑地で、日本で言う軽井沢かなと思っています。
多くのジャカルタの市民が週末や連休に訪れます。
なので週末はいつも大渋滞ですTT
平日の早朝だったので、特に渋滞にはまることなくスムーズ
にいけました。それでも3時間ちょっとかかります。
とても涼しく、空気も澄んでいて住みやすそうなところでした。
今回は出張で行きました。

朝9時からマイクロファイナンスのオフィス訪問。
出陣する前のローンオフィサーが集まっていました。
主な訪問目的はローンオフィサーの研修。

私も少しお時間を頂いて、外の立場からクライアントを訪問して
感じたことやローンオフィサーの仕事の重要さについてお話させ
て頂きました。
「クライアントの話を親身になって聞いて不安を取り除いてあげる
こともローンオフィサーの仕事だ」と言っていたのを聞いて、
お金を受け渡すだけではなく、更に高い目的を意識しながら
仕事をすることが、楽しく仕事をする為にもクライアントに
とっても大切だと感じたので、その話をお伝えしました。

研修の様子
 
14時頃に全てのセッションが終わり、クライアントも訪問させて
頂きました。

クライアントと子どもたち

事業内容はやはり飲食が多かったですが、バイクレンタルや
封筒作りといったちょっと変わった事業を行っている人いました。

3月14日の新聞

このエリア、昨日バンジール(洪水)ひどかったようです。
水が胸の高さまで来ています...洪水になると水が引くまで
2,3日かかるそうです...
ちなみにジャカルタは雨季が終わろうとしています。


夜はちょっとだけ観光気分を味わいにKampung Daunという
リゾートレストランに行きました。
同僚はここで結婚式を挙げたそうで、昼間にくるともっといい
とのことでした。確かに夜だったのでほとんど見えません
でしたが、川も流れていて緑もいっぱいでよかったです。
価格もお手ごろでした。
Kampung Daunの入り口
 
ナシゴレンの盛り付けもおしゃれでした。
 
Bandrek(バンドレッ)という生姜茶。ジャワの名物だそう。
牛乳、生姜、パームシュガーを混ぜていてやさしい甘さです。
 
オランダの伝統的なお菓子Poffertjes(ポッフェルチェ)。
見た目たこ焼きですが、甘いパンケーキです。
 
日帰りだったので観光はできませんでしたが、ジャカルタから
近いのでまた渋滞がひどくないときに行きたいなと思います。

2016年3月3日木曜日

インドネシアのお水について

インドネシアで気をつけなければいけない飲み水!
水道水も見た目は無色透明できれいですが、衛生状態が悪いので日本のように直接
のむことはできません。
インドネシアに来た当初は歯磨きも気を使ってミネラルウォーターを使っていましたが、
ホームステイを始めた辺りから面倒になり水道水に切り替えました;
今のところ特にお腹を壊したりはしていないので、飲まなければ問題はなさそうですが、
なるべくなら使わない方がいいかもしれません。

一般の家庭でどのように飲み水を確保しているか見てみたいと思います。

<ミネラルウォーター>
インドネシアではダノン社の硬水ミネラルウォーターAQUAが価格も安く古くから飲まれているようです。一般の家庭や会社では、150円程度のガロンボトル(19リットル)が使われています。
私も自宅にウォーターサーバーがありますが、野菜を洗ったり料理をするときはガロン水を使います。ウォーターサーバーの水は少し消毒液の臭いがするので、飲料水は600mlまたは2リットルのAQUAを買って飲んでいます。

一般的なディスペンサー。これで19リットル程度です。

600mlペットボトルのAQUA

<煮沸>
どこの家庭にもウォーターサーバーがある訳ではなく、水道水を煮沸してい飲料水としている家庭も多いです。ホームステイ先では、水道水を2回煮沸して飲料水としていました。煮沸して冷却するので、時間と手間がかかるという難点はありますが、ウォーターサーバーにくらべると断然安いので、インドネシア人の一般家庭では煮沸の方が多いかもしれません。

<その他>
ユニリーバのPureitという浄水器が販売されています。
価格もあまり安くないとのことで売れ行きはあまりよくないみたいですが、ガロンを買うランニングコストを考えればこっちの方が安くなる気がします。同僚にPureitについてどう思うか聞くと、富裕層向けの商品という認識のようです。
ユニリーバは、イギリス・オランダに本拠地を持つ世界トップクラスの消費財製造メーカーで日本でもLuxやDoveやLipton等多くの商品を目にします。インドネシアでは、こういった商品に加えてアイスクリームや乳製品等も広く普及しています。

「pureit indonesia」の画像検索結果
ユニリーバのPureit
 

マグナムアイス。インドネシアでは一番有名なアイスクリームです。

また、水質浄化剤(汚水をきれいにするパウダー)もマイクロファイナンスのユーザーの間で
認知はされていましたが、まだ安心できないので使っていないとのことでした。

水に関する新しい商品が色々と出ていますが、現状はミネラルウォーターと煮沸が主流に
なっています。